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金本選手、引退。

 これはもう、僕にとっては、ある種のカルチャーショック、と言ってもいいと思います。
 
 世の中や僕が、尖閣諸島だ、中国での反日デモだ、金本選手引退だ、と騒いでいるのに、こんな話題が心の的を射ている人が、少なからずいるなんて、と驚いています。
 もちろん普段から、よくもまあ、延々と同じようなネタだけで、市場が成り立っているな、となんとなく感心はしてましたけど、ここまでとは。

 以下は、僕が先週、無聊に任せて、電車の中吊り広告や、新聞の下にある広告の中の女性向け雑誌(つまり、それらは、かなりの購読者数を持つ、ということを意味します。)、三誌を熱心に観察し、それぞれの広告の中で、一番大きな活字で書かれている見出しを抽出してみた結果です。
 一番大きな文字で書かれている、ということはその雑誌にとっては『目玉記事である』-これを演繹すると『もっとも読ませたい記事』であると考えられ-同時に対面している読者層には『市場性が大きい』『つい食指が動いてしまう』記事である可能性が高いわけです。


 まず、最初の女性向け雑誌の一番大きな文字は、

 『嵐』

 です。
 ・・・それは、まあ、人気グループなのはわかります。僕も相場くんの天真爛漫さは嫌いじゃないし。でも世の中と僕がいろいろと物騒なことに関心を割いているときに、『嵐』・・が目玉記事って、どうなんだろう。確かに桜井くんは、慶應大学なんぞをご卒業されており、文武両道で素晴らしいとは思いますが。


 次です。

 『小雪』

 こゆき・・・?
 なんだかなあ。もともと読む気があって広告を観察したわけではないけど、こういう見出しをいくら大きくされても僕なんかは全然食指が動きません。まあ、売るほうのみなさんも僕のような属性の『市場』には興味がないんでしょうけど、それにしても、『今【小雪】が熱い人達』って・・・、いるんですね。


 三番目の雑誌いってみましょう。

 『明菜』

 すごい。
 これは・・・凄いです。
 確認しておきますけど、この広告は平成24年9月末時点でのものであって、昭和末期のことではありません。いや、驚きました
 『明菜』って・・・。おそらくはこの週刊誌にとってはスクープなんでしょうけど、『明菜』・・・・・。
 『平成24年9月において中森明菜さんの消息をど真ん中のストライクとして取り扱う小さからぬ需要と供給関係が存在すること』、あるいはそこにいる個々の人々の日常など、とてもじゃないですが、僕の想像の埒外です。
 それとも、『中森ではない新しい明菜』、ではないですよね?

 もちろん、誤解されるのはかなわないので、断っておきますが、女性向け雑誌が百年一日の如く延々と『ゴシップ・恋愛・ファッション・ダイエット・占い』を除くといくらも記事がない、というような構成になっているから、といってそれを出版する方々、或いは好んで購読する女性のみなさんの普段考えていることが、僕を含めた男性諸氏より知的レベルにおいて低い、なんていうことを、これぽっちも思っているものではありませんし、いわんや言うつもりもありません。
 だって、男性向け雑誌も『政局・経済・スポーツ・ギャンブル・ジコケーハツ・セックス・女性の裸』以外の記事をみつけるほうが難しいという点においては『同じような記事を飽きもせずに延々と並べている』ということになりますから。(しかもその点自体をここで是非するつもりはありません。)
 ただ『それぞれの好奇のベクトル』が違うだけであって、『【維新】と【みんな】の政策の違いは何か』には興味があるけど『浜田ブリトニーはどうやってダイエットしたのか』にはからっきし興味がない、といって、それをもって知的レベルが高い、というわけではないですよね。繰り返しますが、ただの嗜好の違い、に過ぎないでしょう。
 
 とはいえ、世の中と僕が、竹島問題だ、自民党総裁選だ、城島捕手引退だ、と熱くなっているのに、

 『嵐』
 『小雪』
 『明菜』

 って・・・。
  それは、もちろん、いわゆる『マスコミュニケーション』と呼ばれる主たる情報の発信者の世界が、まだまだ男性社会であり、発信する時点の情報にかけるフィルターが男性目線でつくられているかも、という可能性が大きいことも-つまり、『マスコミ発信の情報=耳目を傾けるべき情報』とは限らない、ということを-僕は否定はしません。
 でも『嵐』『小雪』『明菜』に関心を引き寄せられてしまう読者層が、それもマスのレベルで、厳然と存在しているなんて、ある種カルチャーショックといってもいいです。
 いや、重ねてすごい。

 それと書き出してみて気付いたことがあるんですけど、それというのは、どの雑誌も一番大きな文字は、

 ①芸能人の名前、である。
 ②しかも体言止め、である。

 という事実です。上記の3件の見出しは、いずれも僕が意識して体言止めにしたわけではなくて、完全なる引用で、すなわち、どれもが『嵐が・・』とか、『明菜も・・』などと書いてあったわけではないんです。いずれも申し合わせたかのように『!』どころか『。』すらない体言止めでした。
 これは何か法則でもあるんでしょうか?
 いずれにしても、侮るなかれ女性向け雑誌、の広告、です。

 ・・・え?城島捕手の引退は、世の中ではそんなに騒いでいないんじゃないかって?浜田ブリトニーさんのダイエットと似たようなレベルだ?
 いや、いや、そんなことはないでしょう。来期以降の阪神タイガースにとっては、のっぴきならぬ大ニュースです。
 もし『城島』・・・なんて『大きく体言止め』されたら、世の多くの人がその雑誌を衝動買いするのは間違いありません。
 但し、その『城島』が、『阪神タイガースの城島捕手』なのか『TOKIOの城島くん』なのかは要確認ですぞ。

 それから、ええと、個人的には浜田ブリトニーさんの30KG台突入、には少なからぬ関心があります。


===終わり===
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プロフィール

緑 慧太

Author:緑 慧太
好きな言葉:『終身雇用』
座右の銘 :『負けるが勝ち』

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