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憲法第9条。2

 僕は、人間の性格というものはそうは変わらないと思ってたんですけど存外そうでもないかもしれません。
 よそ様に比べて『圧倒的に小心』で『格段に行動力の無い』僕が(ああ、それなのに僕は20年弱も営業という職種にあったんであります。なんというミスマッチ!)どうも前回書いた桃山公園デイキャンプ場の使用許可条件のひとつで、10番目に書いてある、 
 『10 1人のみの使用はしないこと。』
 が気になってしまって、なんと大立目市役所へ電話してしまったのです。
 僕の性格や歴史からいうと、考えられない豪胆で且つ行動力溢れる快挙、いや暴挙かな、です。

 市役所の代表番号に電話し、極力丁寧な言葉で、-だって、問い合わせの内容が内容なだけに『暇人のいちゃもん』と思われて(実際そうじゃないのか、と言われると論破できませんが。)門前払いなんかされたら困るじゃないですか-、桃山公園デイキャンプ場使用許可書について聞きたいことがあります、と訊ねました。
 すると、代表から担当部署に回されました。
 僕はその、20代男性と思われる訥訥と話す担当者に、お忙しいところ誠にすまんことであるが、桃山公園デイキャンプ許可書の使用許可条件について疑問があるので教えてくれたまい、なぜ『10 1人のみの使用はしないこと。』とあるんでしょうか?と、これまた礼を失しないように話しました。

 すると、その朴訥な担当者氏は、しばし絶句、その後、
 「・・あ、ああ・・・」
 と、意味不明な声を発した後、
 「し、しょうしょう、お待ちください。」
 と言うなり、長い保留にしてしまいました。
 あれ?俺はなんかたいへんなことを聞いちゃったのかな?こちらには疑問でも、条件として書いたほうの立場なら返答するのは簡単なことなんじゃ・・・と思いながら僕が、
 「・・・・・・」
 といった感じで待っていると、ようやく担当者氏が再度電話口に登場しました。
 「たいへん、お待たせしました。あ、あの、調べましてこちらから後ほど折り返させていただいてよろしいでしょうか?」
 え?いや、そんな大層なことではないんじゃ・・・?あの長い保留はなんだったのかな?
 でもそういわれたら待つしかないです。僕は、心ならずも僕の携帯電話番号と僕の名前を教える、という経過を伴って、先方からの返答を待つことになりました。
 ところが、これが全然折り返しかかってきません。
 10分経ち、20分経ち・・・・30分が過ぎました。
 あれ??そんな凄いことを聞いたかな?いや、俺の電話番号を担当氏は間違えてメモしたのか?それともめちゃくちゃ忙しくて、それどころじゃなかったのか?こんなに、長い間担当者氏の人件費≒市民の税金、を俺ひとりで使っているのはなんだか不本意だなあ。こちらから再度かけたほうがいいのかな?
 ・・・・などといろんなことを考え、やや不安になっていると、先の電話から40分後(正確には41分後)、市役所からようやく電話がありました。

 「ええ、こちら緑さんの携帯ですか?」
 「はい、そうです。たいへん、ご面倒をおかけします。」
 「いえ、ええとですね、先ほどのご質問なんですけど・・」
 おお、ついに僕の疑問が氷解する時がやってきたようです!
 「ええ、ひとりで使用してはいけない、というのはこちらとしてはできるだけ、たくさんの方に使用していただきたい、ということがあるのと・・」
 ふうん・・・、と?
 「と、その上の『4 火気を扱うときは、満16歳以上の者を火気取り扱い責任者として定め、火気を使用中は、必ず現場に常駐させること。』というのがありまして・・・」
 「はあ・・」
 ふむ、それで?
 「・・はい、その4番のことがありまして・・」
 いや、だからそれはさっき聞いたんである。
 「はい・・・」
 「・・・・・」
 「・・・・・」
 なんとここで、どうも会話が不成立に陥ったようです。
 これではいかんと(何がどう『いかん』のかわかりませんが。)、僕は会話再開の糸口を探りました。
 「ええと、その4番とひとりでやってはいけない、いうのはどういうふうに関係があるんですか?」
 「はい、はい、ええとですね、火気の近くに必ず責任者を常駐させる、ということで、はい・・」
 ・・ふむ、ひとりでは火気の注意がおろそかになりがちだ、というわけか、でも???
 「でも、別にひとりでも常に火の近くに居続けることはできるんじゃないですか?」
 だいたい、ひとりでバーベキューをする人がいるとしたら、その人がバーベキューのそばから離れる、という状況の方が想像しにくいです。(ご参考までに、トイレはその小さなバーベキュー場に隣接しています。だから現実的にハーべキューをしている人は数メートルも歩けばトイレに辿り着きます。ええと、壁に囲まれたそれなりに立派なトイレなので、近いからといって別に臭ったりはしません。これもご参考まで。)
 僕は疑問を投げかけました。
 すると、担当者氏は、
 「あ、はい、ええ・・・・4番には『火気取り扱い責任者を定め、火気を使用中は、必ず現場に常駐させること。』となっていますので・・」
 と、またしても使用許可条件を棒読みしました。
 「で?・・・」
 「はい・・・」
 「・・・それはひとりでもできるんじゃないですか?」
 「・・ええ『必ず現場に常駐させること』となっていますので、はい・・」
 だから、それも先刻聞いたんである。
 「ひとりですると火の近くに常駐できない、ということですか?」
 「ええ、はい。4番がありますので・・はい・・」
 いや、だから、それは答えになっていないんじゃ・・・。
 「・・・・・」
 「・・・・・」
 僕の努力もむなしく、再度会話不成立となってしまいました。

 どうも、担当者氏は、そのことに40分をまるまるかけたのかどうか、はともかくとして、奇特な市民からの奇異な質問を上司に丸投げして、その上司の回答を、そうですね、想像するに、こんな具合で、
 
 課長「なんだあ?なんでひとりでやってはなんでいけない?だあ?」 
 担当「はい。」
 課長「この忙しいのに・・・今までそんな質問してきた奴はいないぞ。ちょっと許可書もってこい。」
 担当「はい。」
 課長「そいつには、この、4番を良く見ろと言え、ひとりじゃ4番を遵守するのは無理だろ。」
 担当「は、はい」
 
 と(言葉使いはそんなにやくざかどうかは別として)いう上司の言葉を市民向けに丁寧にしただけで、実質はこれらを僕に丸投げしてこられたんだ思われます。
 だから、僕がしつこく、4番、それがどうした、4番と言えど、ひとりで可能じゃないの?とちょっとひねくれた変化球を投げると、会話が成立しなくなっちゃうんですね。
 
 僕は、完全に納得したわけではないけれど、そもそもが疑問を解決したかっただけで、是が非でもひとりでバーベキューをやらせろ、という趣旨からの質問でもなかったので(このことはもちろん、冒頭に担当者氏には伝えました。)、これ以上市民の税金を使うことも忍びなく、これにて撤退することに決めました。
 そこで、お礼を言って、最後に僕はブログをやっているんですけど、今教えていただいたことを書いてよろしいか?と確認をしました。
 すると、果たして担当者氏は、
 「ブ、ブログですか?・・・・し、しょうしょうお待ちください。」
 と言うと、電話はまたしても短からぬ保留になってしまいました。
 ありゃ、書いてもいいか、いけないか、を聞いただけなのに・・・は、はあ、また課長(推定)に聞きに行かれたな、と思いつつ待っていると、しばらくして、担当者氏が電話口に現れ、今までと変わらぬ丁寧な口調で、課長からの丸投げを(おそらく)読み上げてくださいました。
 「ええ、こちらから書くなとは言えません。が・・」
 『書くなとは言えません』というのも、横柄のか、謙虚なのか、よくわかんない表現です。
 「・・が?」
 「が、今までこのような細かい問い合わせは無かったので、」
 ふむ、やはり、こんなことを問い合わせするのは奇特なことであったか。
 で?
 「誤解が生じる懸念があります。」
 ・・・んん??
 『生じる懸念があります』って、なんだあ???
 僕はてっきり続きがあるものと思って電話口で待っていましたが、担当者氏は『あります。』と言いあげたきり、黙ってしまいました。

 これは、『指示』でもないし『お願い』でもないし『判断』でもないですよね。だって僕にブログに書かれて『誤解を懸念する』のは市役所であって、僕ではないですから。
 強いて言えばこれは、市役所の課長(推定)の『感想』とか『所感』とか、或いは『ちょっと力強くしてみたつぶやき』です。

 僕は、また会話が僕から離れて宙に浮いてしまったような隔靴掻痒感を覚え、そのぷかぷかと浮いた言葉の端っこにすがるように、念を押しました。
 「え、あの・・・、ということは書いてはいけない、ということですか?」
 繰り返しますが、僕にしてみれば、書いても『良い』か『駄目』か、それだけ伺えればいいんです。
 「あ、いえ、こちらから書くなとは言えませんが、こういう細かい問い合わせは今までなかったことなので、誤解が生じる懸念があります。」
 「・・・・・」
 「なので、細かいことは市役所に直接お問い合わせいただいたほうがいいかと思われます。」
 担当者氏は同じことを繰り返されたうえに、僕が全然意図していないコメントまで追加されました。
 「・・・・・」
 みたび、会話不成立です。

 おそらく、これも課長(推定)との間で、

 担当「あの、さっきの方がブログに書いていいかと、聞いてるんですけど・・」
 課長「あんだあ、ブログだあ?面倒だなあ。まあ、表現の自由があるからこっちから書くな、とは言えないよな。でも、今までこんな細かい問い合わせを受けたことがないから、そのブログがどんな内容かわからんから、それを読んだ人がそれをそのまま市の見解と理解したりしてして妙な誤解を生じる懸念はあるよな。だいたいブログで桃山公園の使用許可条件を記すなんて何様として書くんだ?だから細かいことはこちらに聞くのが筋だよなあ。」
 担当「はあ。」
 課長「わかっただろ?」
 担当「は、はあ。」

 なんて会話があって、それを担当者氏がまた丁寧な言葉に直して僕に丸投げされたもの、と思われます。
 だから、回答の仕方が『書くなとは言えません。』とか『誤解を招く懸念があります。』というように、なんだか原稿の棒読みかの如く、会話の投げ手と受け手の判然としない、しかも返答にもなっていない結ばれ方で終わってるんでしょう。
 これ以上話しても埒があかなさそうだったので、結局『書くなとは言えません』というお言葉を頼んで、書くことに決めて、お礼をいって電話を切りました。

 結論。

 ①桃山公園バーベキュー場はできるだけ多くの人に使ってもらいたい。
 ②ひとりでは火の番がおろそかになる可能性がある、と思われている。
 ③そんな細かいことをいちいち市役所に聞いてくる人はいない。
 ④僕と大立目市役所桃山公園担当の方とは会話が成立しない懸念があります。


=== 終わり ===





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憲法第9条。

 先日、日曜日にバーベキューをしました。

 メンバーはさい君の知り合いのご家族で、我が家を入れて、4家族15人です。そのうち3組が僕のところと同じように、旦那さんが日本人、奥さんがさい君の国の方という構成です。
 僕はすでにみなさんとは顔馴染みです。
 場所は、僕の家から徒歩で5分とかからない、大立目市桃山公園です。
 この公園は、そうですね、100メートル四方に満たないくらいの中規模な公園ですが、一応野球なんかできるグランドが一面あって、池があって、桜の木があって、遊技場があって、それに、中にジムだのプールだのがあるトレーニングセンターまである、なかなか充実している公園です。
 その一角、数本の桜の木の下あたりに、二十坪にも足らない小さな小さなバーベキュー場があります。
 でも、そこでバーベキューがされている光景はほとんど見かけないですね。
 いわば穴場です。

 バーベキューといっても、要は、肉だの野菜だの焼きそばだのをいつもと違って、わざわざ手間隙かけて外で食べる、っていうだけなんですけど、暑くもなく寒くも無い公園で、それらがまだ人々の耳目を集めて主役になる時季には程遠い桜の木々に見守られつつ、小さい場所ながら周りを気にせずに、わいわい言って食べ物が焼かれるのを待つ、というのもなかなか悪くないもんです。
 食べるのに飽きた子供たちは、公園内で遊具で遊んだり、鬼ごっこをしたり、木に登ったり、バドミントンをしたり、もできるので、これも好都合です。
 穴場だけあって、そこでその日バーベキューをしているのは、僕ら以外には4人組が一組いただけでスペースを満喫するには十分すぎるくらいでした。

 バーべキューの準備中に(と言っても、僕自身はこういう時もからっきし役に立たず、他の方が手際よく炭火をを起こしたりしている横でぼうっと立っているだけ、ですけど。)さい君が突如、
 「ちょっと、ケイタ、これ読んで。」
 とA4サイズの紙を僕に突きつけました。
 「なんで?」
 「友人の子供さんが、花火をもってきちゃったんだけど、花火をしていいって書いてある?」
 見ると、そのA4サイズの紙は、バーベキュー場使用の許可証でした。そうなんですね。この公園は、市の持ち物なので、小さい場所ながらも、バーベキューをするときは市役所に届け出て許可を得なければならないんです。
 さい君にしては珍しく、そういう公の決まりをちゃんと守って届け出てあったわけです。

 どれどれ・・・。
 『大立目市桃山公園 デイキャンプ場使用許可書』
 とものものしくあり、ちゃんと市長印まで押されています。
 
 おお、ここは『デイキャンプ場』だったのか、でもこんな駅からすぐの公園の数坪の空き地でキャンプなんかする人がいるのかな、と思いつつ、僕は、さい君の指示に従って、目を通していきます。
 さすが市役所、なかなか立派な使用許可書です。
 
 『許可番号 G26-67』
 市役所らしいです。ちゃんと許可番号まであるんであります・・・。
 『使用する公園 大立目市桃山公園デイキャンプ場及びバーベキュー場』
 『当日の使用責任者 住所・・・氏名・・・電話番号』
 『使用日時 2013年10月・・・・午前9時00分から午後16時00分まで』
 『使用目的 バーベキュー』
 『使用人数 大人9人 小中学生1人 幼児5人 計15人』
 『火気の種類及びコンロ等の種類型式番号等  炭』
 とまあ、結構な記載事項があって(『コンロの型式番号』っていう問いかけもなかなかのもんですよね。)そのあとにはじめて、
 『使用許可条件』と印刷されており、14ヶ条のそれがずらずらと並べてありました。

 『1 かまど及野外卓等指定された場所以外で火気を使用しないこと。』
 『2 キャンプファイヤーは禁止する。』
 『3 裸火は禁止する。』
 『4 火気を扱うときは、満16歳以上の物を火気取り扱い責任者として定め、火気を使用中は、必ず現場に常駐させること。』
 『5 かまど及び野外卓等は、使用後火元の鎮火を確認した後、直ちに清掃し、現状に回復させること。』  
 『6 燃えかす、灰等は指定された場所に片付け、生ゴミ等は使用者が持ち帰ること。』
 『7 テントの設営等の際に穴又は、溝を掘らないこと。』
 と、いかにも市役所らしい指示が、こう言うと怒られちゃうかもしれないけれど、いわば四角四面な市役所らしい文言で、書かれております。
 『火気取り扱い責任者を・・現場に常駐させる』などという表現のいかめしさなどは市役所的文面の面目躍如たるところでしょう。
 8番目に、こうありました。
 『8 花火をしないこと。』
 これ以上に無い端的な答えをみつけた僕は、さい君に伝えました。
 「ああ、だめだな、花火だめだってさ。」
 「そう、残念、まあしょうがないね。」
 「うん。」
 というわけで、某家族が持ってきた花火は惜しくもその日は使わないことになりました。
 だいたい、昼間だから花火をしてもしょうがないです。

 ・・・僕は、そのあともなんの気なしに、その『使用許可条件』の9番以下を漫然と読んでいたんですけど、突如声を上げて噴き出してしまいました。

 『9 拡声器、音響装置等(カラオケ含む)を使用しないこと。』

  ここまでは、まあ普通です。

 「・・え?うわはははは!」
 僕の噴出し方があまりにも、大仰だったので、さい君からもちろん、さい君の友人もからも、
 「緑さん、どうしたの?」
 と図らずも注目を集めてしまいました。
 「いや、こんなのありかな、と思ってさ、ぐははは!」
 「なになに?」
 僕が、その条件を訳してあげたら、果たして、
 「ええ?ほんとうにそんなこと書いてるの?」
 と皆さん、半分驚き、半分笑ってました。

 僕が虚を突かれて、盛大にうけたのはその次の10番です。

 『10 1人のみの使用はしないこと。』

 そんなの勝手じゃないですかっ!?

 「そんなの基本的人権だよねええ?」
 と僕が思えず大時代的な言葉まで使って言ったら、さい君の友人も笑いながら深く頷いていました。

 役所のすることというのは、時に僕ら凡百の民間人の考えなど到底及ばないようです。
 そもそも、なんで、ひとりでバーベキューとかキャンプとかをしてはいけないんでしょう?わざわざ、市長の印鑑のつかれた使用許可書に使用許可条件のひとつとして念を押して書くべきことなのかしらん・・・。
 僕は、ちょっと真剣に考えてみましたけど、なかなかこれだ、という答えが浮かびません。

 ①一人でバーベキューしたり、キャンプしたりしたら、ホームレスの人か、一般のひとか見分けがつかないからかな?いや、見分けがつかないとして、なんか公共の福祉的に問題があるか?
 ②それとも、家出人と見分けがつかないからかな?でも家出人が炭で火を起こして肉を焼いたりするかなあ?
 或いは、『変わった人』だと看做されて市役所や警察に通報が殺到して面倒くさいからか?・・・そうでもなさそうだなあ。
 ③それか、火が服に引火したりしたときに、一人だと延焼を防げないからか?でもそれならバーベキューだけ禁止してキャンプは許可してもいいんじゃ??
 ④いやいや、大立目市にはひとりでバーべキューをやるような孤独な人はいないことになっているので、行政を司る立場からは都合上そういう市民が存在するのは『見るにしのびない』からなのか・・・?
 ⑤ちょっと待てよ、こういうある種突拍子も無い禁止事項は普通は思いつかない、ということは『過去に桃山公園で一人でバーベキューかテントをしてなんかトラブルを起こした市民がいた』事から学習したのか?でもどんなトラブルだ??

 それに、禁止することはないだろう、なんでだ?とも思いますが、同時に『そもそも論』として
 『一人でベーべキューをする人』
 っているんですかね?
 だって、それにわざわざ一項目を割いて『禁止事項にする』っていうことはそういう人がいるに違いない、ということをが前提になっているから、でしょう?その場にいた僕らのグループの皆さんも、そんな人いないよねえ?と、異口同音に言っていました。

 例えて言うと、ええとそうですね、昨今話題になっている日本国憲法だと『国家というものは油断して放置しておくと何かと大義名分を拵えて武装して戦争に走りがちである』という大反省と大前提から『日本国憲法第9条』があるんじゃなかったっけ?というように、です。
 この日本国憲法第9条の理屈を『大立目市桃山公園デイキャンプ場使用許可書 使用許可条件 10項』に敷衍すると『大立目市民は油断して監視を怠るとつい一人でバーベキューをしがちである』という大反省(?)と大前提があるから、ということになるんであります。
 これはいっぱしの謎です。

 いや、俺はひとりでバーべキューを敢行したことがあるぞ大立目市長の主張はよく分かる、あるいは、そういう御仁を見聞したことがある、というお方は是非、詳細をご教示ください。

 ・・・・どうも、未だに禁止の理由もわかんないし、そういう人がいるだろうという前提も解せません。大立目市長や市役者の人はこの理由や前提がすっぽり腹におさまるのかなあ?
 ま、思えずみんなとひとしきり盛り上がって笑えたのはよかったですけど。

 でもやっぱり・・・・、わざわざ『禁止事項とする』ほどのことかなあ、それこそ日本国憲法で保障されている『基本的人権』を蹂躙してませんかね?

===終わり===

 

所ジョージさん。3

 誠に面目がございません。

 『ニドボッキ』は僕が述べたように前回で終了する予定でしたが、後日談が出来て(拵えて、かな?)しまったので、今回もお付き合いください。

 小人閑居して不善をなす。
 僕は『ニドボッキ』と『日本ドッジボール協会』との関係の有無についてさらに詳しく調べてしまったのです。

 まず、大胆にも本丸の『日本ドッジボール協会』へ電話しようと企みました。
 我ながら、なんという社会的生産性の低い人でしょう!?
 日本ドッジボール協会のホームページには何故か住所のみで電話番号が記載されていないので、NTT104に問い合わせました。
 こんなことを協会に聞いたらどやしつけられるかなあ、なんて思いながらドキドキしつつ104のオペレーターの返答を待っていました。
 ところが世の中にとっては幸いなことに、しかし僕にとっては不幸なことに104の返答は『該当ございません。』でした。
  
 あれ??
 電話番号わかんないのか・・・・。なんだ・・・・。
 さっきまでのドキドキ感は風船がしぼむようにしゅるしゅると小さくなっていき、僕は切歯扼腕しました。

 「これじゃあ、調べようがないじゃないか!」

 という、わけで『所ジョージさん。3』でした。

 ===終わり===

 ・・・・と、なるところでしたが、天知る地知る、意思あるところに道あり、捨てる神あらば拾う神あり、ひょんなことから僕自身は大して努力もしていないのに、協会とは接触できなかったものの、長くドッジボールに関わられているお方の話をメールで伺うことができることに相成りました。

 その方は、-今、仮にA氏とします-、一面識もない僕の、一瞥にすら値しない質問に、能う限り詳細に文書でご返事をしてくださいました。

 僕がA氏に投げた、傍若無人、厚顔無恥、その暇人としての面目躍如たる質問内容の概要と骨子は以下の二つです。

  ①『パオパオチャンネル』という番組内での『日本ドッジボール協会公認ドッジボール大会』というコーナーは、日本ドッジボール協会、あるいはその前身団体が実際に公認されていたものなのか?全く関係ないのか?
 
  ②さらに上記の番組内で『日本ドッジボール協会』を『略してニドボッキ』と紹介されていたが、このことはドッジボール協会側では承知のことか?また、もし承知とすれば斯様な略称で呼ばれていたことに関してはどのように考えているのか?

 このような概要の質問に参考として『パオパオチャンネルWIKIPEDIA』と、僕が怪しい者ではない(どこをもってして僕と僕のブログが『怪しくない』と判断するか、には僕自身でさえちょっと考えちゃうところですが。)、また真剣に知りたいのだ、という背景として固定読者数十人しか(もっと増えてほしいなあ。ご友人・知己に本ブログが心の琴線に触れそうな方がいたら、-そういう奇特な方はあんまりいないと思いますけど-、宣伝をお願いします。)いないが、一応ブログに書きたい、そのブログはこういうものです、と本ブログのアドレスも添付しました。

 これに対し、A氏は(先述のように、メールでのやりとりだけで僕とは面識はございません。)下記の如く、まことにご丁寧に返事をしてくださいました。
 以下、誤解を招かないように、A氏のご返答を引用していきます。

 『まず、協会設立年との兼ね合いについては、ブログでご指摘の通り、当該番組が終了後にJDBAが設立されていますので、当該番組放映時に呼ばれていた協会名は現在の組織とは異なる空想のものではないかと思われます。』
 
・・いきなり核心にせまるご推測です。やはり、略称『ニドボッキ』はフェイクだったようです。さらに、A氏はご自身の知っておられる範囲で、それをもっと細かく論証してくださいました。

 『また、当該番組(筆者注:パオパオチャンネルのことですね。)のメインスポンサーは小学館ですが、JDBAの設立に際して深く関わった出版社は講談社です。
 小学館はその頃「ドッジ弾平」という連載を行っており、後にアニメ化されました。
 ドッジ弾平で取り上げられた競技は『スーパードッジ』であり、漫画の中の協会名は『日本スーパードッジ連盟』です。
 ドッジ弾平は小学館のコロコロコミックで取り上げられ、JDBAのドッジボールは講談社のコミックボンボン内で『爆風ドッジ』の連載を基に設立されました。
 いわばライバル社同士が同企画で勝負をしていたので、こういった状況を考えると、小学館がメインスポンサーの番組がJDBA設立の契機となることは考えにくいです。
もしそうなっていたとしたら、爆風ドッジは小学館で連載されているはずだと思います。』

 ・・・おお、なるほど!
 深いです!
 『パオパオチャンネルと日本ドッジボール協会』の背景には要約すると以下のような『大人の事情』、もっと言えば『資本主義経済的事情』があった(らしい)わけです。

 パオパオチャンネル -小学館-ドッジ弾平
 日本ドッジボール協会-講談社-爆風ドッジ

 これは素人にはわからないし、想像もできません。貴重な推理です。
 さらに、A氏のご回答は続きます。

 『なお、当該番組内でのコーナーや呼称などについて、少なくとも私がドッジボールに関わってきた中でお会いした方々のドッジボール関係者の誰かがそのような話をしていたという記憶はありません。』

 これは、ちょっとした衝撃でした。
 インターネットで検索したら『ニドボッキ』だけで200件も-
 (僕の数少ない女の子の友人のひとりの、まつしまみこさんが、前回までのブログを読んで『パオパオチャンネル ニドボッキ』での82件、よりも『ニドボッキ』だけならもっとたくさんヒットするよ、とわざわざ教えてくれました。なるほど確かに『ニドボッキ』なら200件以上ヒットします。ああ、なんと罪なことを!僕と僕のブログは、まつしまみこさんに『ニドボッキ』なんていう文字を入力せしめてしまったわけです。彼女のご両親に謝罪したいです。ありがたいやら、申し訳ないやら・・・・。)-
 ヒットするこの言葉は、24年以上にわたって連綿とある種のひとびとの記憶に留まっているのに、ドッジボール競技者の間では口の端にものぼっていないようなんです。

 続きます。

 『また、パオパオチャンネル自体、幼少期に見ていた記憶はかすかにありますが、私自身の記憶に残っているのは、所さんが消しゴムのかすを集めて消しゴムを作る企画をしていたくらいのものです。』
 
 誠実な方です。ご自身の個人的なパオパオチャンネルへのスタンスまでご開示くださいました。ちなみに、僕は『所さんが消しゴムのかすを集めて消しゴムを作る企画をしていた』ことは全く記憶にございません。が、なかなか生産性が低くて個人的にはそういうのは嫌いじゃないです。

 最後にA氏は下記のようなコメントで最後を締めてくださりました。

 『私自身、持っている知識と経験の中でお答えできることは以上です。
  なお、JDBA会長について現在は馳浩氏ですが、設立当時は森喜朗氏だったことを申し添えます。
  宜しくお願いいたします。』

 おお、A氏はなんと僕のブログを一読くださりこちらからの質問内容では触れなかった『ニドボッキを払拭したいのなら何故、会長は馳浩先生なのか?』という僕のいちゃもんともとられかねない愚問にも反応してくださったのです。

 東京で今度五輪があるみたいですが、例えば閉会式で、大雑把に五大陸対抗くらいの括りで選手や大会関係者を分けて国立競技場を使って壮大なドッジボールでもしないかな。
 日本で育った人ならみんな子供のときにやった経験があるだろうから馴染みが深くて親しみやすいだろうし、ドッジボールを競技として真剣にやられている方には心外な言い方かもしれないけれど、各自の本業の戦いを終えたアスリート達が集団になって右往左往するさまって平和的で微笑ましいと思うんだけどなあ。
 もちろん、ハンドボール選手や水球選手も腕撫して参加しちゃうんであります。

 日本ドッジボール協会とオリンピック関係者の皆さん、ひとつご検討ください。

 結論。

 ①『パオパオチャンネル』のドッジボールコーナーは現存する日本ドッジボール協会とは関係ない。
 ②『ニドボッキ』について苦悩したり喜んでいたりするのは殆どが『ドッジボール部外者』である。
 ③A氏のご回答ぶりから想像するに、ドッジボール関係者は誠実そうである。
 ④まつしまみこさんは、僕のせいで『ニドボッキ』と検索した。
 ⑤今回のコンタクトを機会に『ニドボッキ』という言葉が、ドッジボール関係者の間で人口に膾炙する可能性がある。そうなるとちょっと照れる、いや、困る。
 ⑥頑張れ、日本ドッジボール協会!


===終わり===

所ジョージさん。2

 『所ジョージさん。1』をしたためるに際し、いささか疑問に思ったことがあったので、今回はその続きです。
 前回の内容の品のなさに辟易された方は、もう一回だけ我慢してください。(特に女性の方、ごめんなさい。)

 それは、実は僕は『パオパオチャンネル』それ自身からその名称を知ったわけですが(つまりは略称『ニドボッキ』を知ると時を同じくしたわけです。)、
 
 『日本ドッチボール協会というのはそもそも実在するのか?』

 というささやかな疑問です。

 だって、所ジョージ氏は声高に『にほん、ドッチボールきょうかい、略して、ニドボッキ、こうにん!』と毎回毎回叫ばれていたわけですから、もし、本当に日本ドッチボール協会というものが存在していたとして、

 ①公認していなかったら、これは毎日のようにテレビで叫ばれるのは迷惑だろう、と思われる。
 ②公認していたとしたら、毎回『ニドボッキ』と呼ばれることには抵抗はなかったのだろうか?

 と思ったからなんです。
 つまり『日本ドッチボール協会が存在した』として、①にしても②にしても協会側にとっては、諸手をあげて歓迎するようなタイトルコールではないはず、と僕は思ったんですね。
 
 そこで、調べて見ました。
 ありました。あるんです。

 『日本ドッジボール協会』
 『略称 J.D.B.A.』
 『1991年2月設立』
 『会長 馳浩』
 
 そうなんです。『ドッチボール』ではなく、『ドッジボール』が正しいんですね。
 これは僕の長年にわたる勘違いだったようです。この競技を英語で綴ると『dodge ball』となり『dodge』は『さっと逃げる、ひらりと身をかわす』という意味だそうです。だから『ドッチボール』ではなく『ドッジボール』なわけです。
 まあ、これはどちらでもよろしい。勉強にはなりましたが『ドッチボール』でも『ドッジボール』でも略称が『ニドボッキ』になることには変わりはありませんから。

 略称『J.D.B.A』、『ニドボッキ』から一転格好いいです。やはり、というか当たり前でしょうけど、略称『ニドボッキ』を名乗ってはいませんでした。

 『設立1991年』・・・
 あれ?
 僕の調べたところによると『パオパオチャネル』が放送されていたのは、1987年から1989年です。
 ということは、所ジョージさんの『日本ドッジボール協会、略称ニドボッキ、公認』というのはフィクションであった可能性が高いわけです。

 これは、これで、僕は痛く感じ入ってしまいました。
 なぜって、

 ①2013年現在実在する『日本ドッジボール協会』の存在を所ジョージ氏により、その結成前からすでに多くの人(?)が知っていた。
 ②ひょっとしたら、時系列から考えてみて所ジョージ氏の番組内での咆哮がなんらかの刺激になり『日本ドッジボール協会』が誕生した可能性がある。
 ③つまりは『ドッジボール』という競技そのものはともかく、『日本ドッジボール協会』という団体の民衆への啓蒙活動には『ニドボッキ』は大いに役立っていた、それも団体の誕生に先んじて。

 ということになる、と思ったからです。これは、氏によるある種の予言といってもいいでしょう。

 そして、『会長、馳浩』・・・。
 そう、元プロレスラーにして、現自民党衆議院議員の馳浩さんです。

 これは・・・どうなんだろう???

 もし、僕が日本ドッジボール協会の関係者で、もし(もしですよ、もし)『ニドボッキ』というイメージを迷惑に思って払拭したい、と考えていたら、馳浩さんには会長を頼まないです。
 いや、特にプロレスファンの方は誤解しないでほしいんですけど、僕がイデオロギー的に自民党が嫌いだとか(好きともいいませんけど。ここでは関係ないです、ということです。)、プロレスラーとしての馳浩さんを認めんとか(むしろ、大学を卒業し、一度国語の教師として教壇に立ちながら夢諦め難く教職を辞しプロレス入りされた時には、好意さえ持っておりました。)、というわけではないんです。
 
 ただ『ニドボッキの払拭』を狙っているとしたらちょっと『馳浩』さんはないんじゃないかと。
 だって、僕の、イメージでは、馳浩さんと言えば、その頃は(今でもそうだと思いますけど)珍しかった眼にも眩しい黄色いトランクスをはき、得意技は、相手の両足を腰にあたりに挟み込んで、ぶんぶん振り回す『人間風車』じゃないですか。
 あの技って、なんだか、その、言いにくいですが『ニンゲン○ッキ』って感じがしませんか・・・?
 
 黄色いトランクスのマッチョなイメージに『ニンゲン○ッキ』・・・・
 
 これはどっちかというと、いやあきらかに『略称 J.D.B.A.』より『略称ニドボッキ』というイメージをより堅牢にする人事に近いと思うんだけどなあ。

 いや、もし仮に僕が、日本ドッジボール協会の関係者なら、という飽くまで仮の話です。

 ・・・尚、これは、蛇足中の蛇足ですが(世の中広いですね『世間には自分と全く同じことを考えているひとが何人か必ずいる』と話には聞いたことがありますけど。)今回分を書くにあたり、こんなのどうせ一件も引っ掛からないだろうな、と気の向くままに、

『パオパオチャンネル ニドボッキ』

 とさるサイトにインプットして検索してみたら、これがなんと82件(!!)もヒットしました。

 このようなおよそ生産性が皆無と思われることに関心をもって、かつネット上でわざわざ情報を発信している人がこんなに大勢いることに、僕は『うわあ、82けんも!おお、ご同輩!お互い暇人ですなあ!』と思わずにたにたすると同時に、なんといいましょうか、ともすれば苛烈とも言われるニッポン現代社会も斯様な余分なのりしろを(僕という人間も含めて)包含している、ということに少し安心感を覚えました。そういう社会の方が健全ですよね。

 この82件の情報の当事者には是非僕のブログを読んでほしいな。

=== 終わり ===
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緑 慧太

Author:緑 慧太
好きな言葉:『終身雇用』
座右の銘 :『負けるが勝ち』

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